二中の学校公開に行ってきました

二中3年生による家庭科実習の作品トートバッグ。カラフルですね。

 1月26日(土)午前、第二中学校の学校公開に行ってきました。受付で各学年3クラス1~4時間めの時間割が渡され、保護者や地域の方が思い思いに校内のようすを見て回っていました。

 現在、数学と英語で「少人数クラス」での授業が行われています。基本・応用など習熟度別に分かれ、工夫された授業を少人数で行っています。

 2年生は、2月1日に迫った「連合音楽会」出演に向け、4時間目は体育館ステージで仕上げの合同練習をしていました。寒い中、オーバーを羽織ってやや声がくすみがち・・・。でも指導の先生の指摘に応え、口を大きく開けて歌詞の意味をこめて歌っていました。

 校長先生や養護教諭の先生と、学校内の現状について意見交換をさせていただき、現場の生の声の重要性をあらためて痛感しました。

 経済的に豊かな武蔵野市民、学業成績に関しても都平均・全国平均を上回る武蔵野市の子どもたちですが、さまざまな課題や困難を抱えているケースも数多くあります。従来の学校組織では支えきれないケースについて、23年度から配置された「スクールソーシャルワーカー(SSW:子どもを取り巻く環境全体を改善するため、教育、医療、福祉、地域など複数の部署や人をつなぐ役割をするワーカー)」が有効に機能するように、生活者ネットワークは要望を続けてきました。

 「子どもの最善の利益を追求する」「親の世代の困難が、次世代に負の連鎖を引き起こさないようにする」

 生活者ネットワークは、SSWなどが有効に活用され、子どもの育ちを社会全体で見守るしくみを提案しています。

どの子もまっすぐに伸びていってほしい、と願わずにはいられません。