嬉しいお知らせ~市役所8階市民食堂が来年3月に再開します!

庁舎8階からの眺めは素晴らしいです。この写真は職員の方ばかりが写っていますが、職員の方はもちろん、市民みんなの憩いの場所にしていきましょう!

12月11日の総務委員会で、8階市民食堂の再開について行政報告がありました。市民食堂は今年3月、事業者の撤退により食事の提供が止まっており、再開までフリースペースとして利用されていました。

1.運営業者 社会福祉法人武蔵野http://fuku-musashino.or.jp/(七福・パールブーケ・カフェルブレに続き、4つめの飲食提供事業となります)

2.開店予定日と営業時間 2014年3月31日(障がい者の就労訓練のため、3月中にプレオープンもある) 10:00~15:00(土日祝日定休)

3.経営方針 (1)食の安全と健康的な食の提供 (2)障がい者の就労機会の拡大 (3)食を通じての地域高齢者の外出・交流の促進 (4)地域の子育て世代の交流の場の提供 (これらは、3月に西園寺が提出した要望の内容と重なる部分が多い。要望書の内容は、文章の末尾に転記します)

4.店舗コンセプトとメニューの特色  市民に愛される市民食堂を目指して、新鮮で美味しい武蔵野の食材を積極的に使用し、体に優しく美味しい出来立ての食事を市民に提供する。営業形態は利用者の幅広い選択肢、障がい者の就労しやすい環境を考慮し、カフェテリア方式を採用する。メニューは(1)食材は地元のものを積極的に使用すると共に、友好都市の特産品を活用したメニューを季節に合わせて提供する。(2)かま炊きご飯と風味豊かなだし汁、豆腐メニューなどを提供する。

 総務委員会での質疑では、1食600~700円程度の価格設定を予定していること、安定経営のために協定を結ぶこと、施設使用料(家賃に相当)は無料だが光熱費は払ってもらうこと、改修工事に600万円ほどかかること、武蔵野のブランド力魅力を高める存在になってほしいこと、などのやり取りがありました。

 美味しくてヘルシーな食事と8階からの眺めを楽しみ、地産地消や食育、健康づくり、障がい者との共生等、市が掲げる理念や事業を、わかりやすい形で市民の皆さんにお伝えできる絶好の場になります。今後さまざまな課題が生じると思いますが、市民の皆さんと共に、市民食堂を大いに利用して、育てていきたいと思います。9社もの事業者さんと交渉し、実現にこぎつけてくださった担当課の職員の皆さんの努力に深く感謝です。

:::::::3月27日に提出した要望書:::::::

市民食堂に関する検討委員会委員長 名古屋財務部長 様 

市民食堂の今後の対応に関する要望(2013.3.27) 

以下の観点を取り込んだ市民食堂に改善していただくことを要望します。 

(1) 地産地消と食育に関すること 〇食堂で「地産地消」メニューを取り入れる。【生活経済課】例えば……季節限定で「うど」を使った献立。月1回は地粉うどんの日。月1回は「武蔵野の食材を食べようの日」で市内産野菜を使った献立。  〇友好都市の特産品を使ったメニューを出す。(麦わら帽子と連携) 【交流事業課】  〇食堂で「食育」を呼びかける。【教育委員会】例えば……栄養価を卓上に表示する。月がわりテーマで栄養学豆知識を壁に貼る。  〇給食メニューを試食できる。【食育給食財団】例えば……北町調理場と同じメニューを季節に1度出す。(足立区で実施している)

(2) 健康づくりに関すること【健康課】 〇血圧計を置いて、健康づくりへの関心を高める。  〇メンタルヘルスに関する基礎知識を掲示する。

(3) 雇用に関すること【人事課】  〇障がい者雇用、地域雇用を行う。

(4) 環境配慮に関すること【環境政策課】  〇環境配慮型の食堂にする。例えば……割り箸は使わない。マイボトル持参者が冷水器・給湯器を利用できる。室内の明るさに応じ、照明のON/OFFをこまめに調節する。

(5) 広報に関すること【広報課】 〇掲示板を置き、市政のトピックを掲示する。例えば……市報を貼りだす。チラシやポスターを貼る。武蔵野の水に関するPR。

(6) 市民活動支援に関すること【市民活動推進課】 〇午後の空いている時間帯は、10人程度までの打ち合わせの場として予約可能にする。(ワンドリンクを条件、などにする)

長期的な視点から 〇将来は、給食食育財団が運営することを視野に入れてほしい。 〇来庁した市民、出入り業者さんの憩いの場、同時に職員のメンタルヘルスに資する心の潤いの場にしてほしい。 〇眺望のよさ・見晴らしのよさを活かしたしつらえにしてほしい。