あなたの「からだ」守れていますか?

2015年10月20日 16時32分 | カテゴリー: 活動報告

意外と知らない女性のからだ。ちゃんと学んで自分のからだを守りたい。

 武蔵野・生活者ネットワークと生活クラブ運動グループ地域協議会(グループ創)が、連続学習会を開催します。

 生活者ネットワークは、女性が暮らしやすいまち、女性が我慢することなくその人らしい生き方を選択できるまち、の観点で、継続して活動と要望を続けてきました。最近では、子宮頸がん予防ワクチン副反応被害者救済策を実現。武蔵野市の男女共同参画事業については、長年主体的にかかわっています。

 女性がその人らしく暮らすために欠かすことのできない「リプロダクティブヘルス&ライツ(性と生殖に関する健康と権利)」をテーマとして、3回の連続学習会を企画しました。

 リプロダクティブヘルス&ライツと聞くと、「なんだそれ?」と感じる方もあるかもしれません。実は日本語には、ぴったりとした訳語がないのです。これってつまり、私たちの社会の中に、「女性が自分自身のからだと心を主体的に守る」視点が非常に弱い、ことと深い関係があると思います。

 「おかあちゃんは強い」「おかあちゃんはたくましい」という母性崇拝の視点はあります。また「女性は力がないから守ってあげなくてはならない」という紳士的な視点もあります。しかし、それらはすべて男性の目から見たもの。

 「たくましくないおかあちゃん」「子どもをかわいいと思えないで悩んでいるおかあちゃん」「結婚や育児を選択しない女性」への視点は残念ながら否定的な場合が多い。また弱くない自立できる女性に対しては「かわいげがない」「女らしくない」と軽視する視点もまだまだあります。何よりも「女性が男性の視線にとらわれずに、自分自身のからだを正しく知る」学びが全く不足なのではないでしょうか?

 3回連続学習会の中で、「子宮頸がん予防ワクチンを知る」「女性の健康とおとなの性教育」「性教育は人権教育」と学びを進めていきます。

参加費500円。先着5名様まで保育を受け付けます(1,000円)。

 現政権は「すべての女性が輝く社会づくり」「一億総活躍社会」という打ち上げ花火のようなキャッチフレーズを掲げています。それを字面通り受け取っている人は一体何人いるのか?疑問です。一部のエリート女性が輝くように見えて、そのかげで何万人もの女性が低賃金・不正規雇用・介護や子育てを担って四苦八苦している現状。その中で精一杯自己実現を目指している姿。その実態をわかった上で掲げている目標とはとても思えません。

 それは、俳優福山雅治さんの結婚報道を受けて、菅官房長官が「結婚を機に、やはりママさんたちが、一緒に子供を産みたいとか、そういう形で国家に貢献してくれればいいなと思っています。たくさん産んでください」と発言したことに、端的に表れています。国家に貢献するために女性が存在するのではありません。子どもを産むのは国のためではない! 女性がその人らしく生きていくために、自治体や国家に納税してまつりごとを負託しているのです。全く発想が逆です。

 女性も男性も、性的マイノリティの方も、その人らしく生きられる社会。自分のからだと心に、まっすぐに向き合えるための学びを進めていきましょう。