市民の声に耳を傾ける~議会基本条例に関する意見交換会

西園寺は木崎議員と第1グループを担当しました。

5月21日(日)、武蔵野市議会議会運営委員会として初の取り組み「議会基本条例に関する市民との意見交換会」が開催されました。
参加者が3つのテーブルに分かれ、60分のグループワークを。
西園寺は第1グループを担当。
「市議会の印象は?」から始まり、「議会に望むことは?」などをお聞きしました。

「市議会は近い感じがする」「傍聴に行ったとき、資料をもらえた。よそでは持ち帰れないところがあるので、武蔵野市議会はいいなと思った」「議会事務局は丁寧に接してくれる」などのお褒めの言葉があった一方、「勉強不足の議員がいる」「本会議場で、堂々とアメをなめていた議員がいた」「開会中にふらふらと立ち歩いている議員がいたがあれは許されているのか」「議題とは全く違う内容の発言を(壇上で)言い続けていた議員がいて呆れた」などの指摘もありました。

そもそも「今日の配布資料が、読みにくい。もう少し市民に読みやすくまとめてほしい」「議会基本条例全般に対して意見を、と問われても答えようがない。内容を絞って、数回に分けて開催する方がよい」と、企画のしかたそのものに対する指摘もいただきました。まだまだ議員発信で意見交換会を行うことに慣れていないですね。要改善!!

自治基本条例に関する懇談会メンバーの方も、興味を持って参加してくださいました。

第1グループには、現在進行中の「自治基本条例に関する懇談会」副座長の天野先生のお顔も。「情報公開なければ参加なし」「市民参加は目的ではなく手段である」と大きな視点からの指摘をいただきました。

第1グループには、4月23日に武蔵野プレイスで開催した、市議会文教委員会主催の「小中一貫教育に関する視察報告と意見交換会」に出席された方が複数おられ、その感想もお聞きすることができました。

「議会が発信を強めようとしているのを感じてよかった」「市が開催した意見交換会より市民の目に近い、と感じた」「市の説明会だけ、議会の意見交換会だけ、というより、両方あるのがいいと感じた」との声をいただきました。

また、西園寺もことあるごとに発言している「双方向の情報交換」の必要性についても、参加者から賛同の意見が続きました。

現在、議会基本条例の制定に向けて、議会運営委員会(西園寺も委員の1人です)で17回議論を重ねてきています。その中で最も重要なポイントの1つが「一方的な『広報』よりも、『広聴』に力を入れ、双方向のコミュニケーションを取る」ことがあります。今回のグループワークで、この点を再確認できたことは収穫でした。

グループワークの最後に、参加者のお一人から「党派を超えて、西園寺さんと木崎さん(自民党)が揃って、市民の声を聞こうとがんばってる様子がとても嬉しかった」との言葉をいただき、思わずじーんときました。