6月3日このHPで報告した通り、武蔵野市の下水道の大部分は「合流式」つまり、豪雨のとき下水(=雨水+汚水)が下流域にあふれ出てしまう仕組みのまま経過しています。あふれ出るのは、時間降雨量2ミリを超えたときなど年に数十回。下流域の皆さまに迷惑をおかけし続けている状況を改善するため、「雨水利活用条例」を制定し、雨水浸透ます設置の指導強化などを進めています。
私たち市民ができること
〇豪雨のときは、水使用を最低限に抑える。つまり下水管に流れ込む下水の量を、極力減らすことです。
・不要不急の洗濯は控える。
・お風呂の水を抜かない。(雨があがって時間がたってからにする)
〇雨水浸透ますを設置する
・新築・改築の際に、助成制度を使い、雨水浸透ますを設置する。
・既存の住宅でも、付帯工事費の助成を行っています。下水道課に問い合わせてください。
〇雨水を利用する
・雨どいをカットし、雨水貯留タンク(助成制度あり)につなげ、水やりや打ち水として使う。
〇最後に…。
水循環について正しい知識を持つ市民になって、後世によりよい水環境を残す市民に!
武蔵野・生活者ネットワークは、水循環について共に学び、生命に不可欠な水資源を守る取り組みを進めてまいります。