初の一般質問を行ないます

落ち葉の資源化・自販機と水・武蔵野プレイス

一小での作業
一小での作業
 武蔵野市議会の第2回定例会(6月議会)が、6月13日〜29日の会期で行なわれます。
 「一般質問」が、13日(月)16日(木)17日(金)の3日間にわたって行なわれ、西園寺みきこは21人中19番目で17日(金)に登壇する見通しです。
 傍聴は市役所8階の傍聴受付へどうぞ。正確な時間帯は不明ですが、おそらく17日(金)の昼近くになるのではないかと思っています。インターネット中継を生で見ることも、録画を見ることもできます。議会HPから入ってください。

 6月8日にあった議会運営委員会で、一般質問のタイトルが公表されましたが、今回は、震災後に関連するテーマを選んだ議員が半分を占めています。関連する陳情も多数出ており、従来重なるテーマでの質問は控えるようにしてきたとのことですが、諸事情を鑑み、今回に限り、事前調整はせずに震災後関連の質問をそのまま行なう、との判断になりました。

 西園寺の一般質問の内容(通告書)は以下の通りです。
*「持続可能なまちづくり〜落ち葉の資源化をすすめます」を最初に取り上げました。
*「自販機の見直しと武蔵野のおいしい水の活用」は、節電の一環としての自販機の適正配置と、無料で安心して飲める武蔵野のおいしい水をもっと活用することを共に提案するもので、武蔵野・生活者ネットワークが政策の柱に掲げている「市民の皆さんと共に地下水保全条例をつくる」につなげるための発言です。
*「武蔵野プレイスの運営委員会」は、市民参画による運営を指針に書き込んできたプレイスの開館を7月に控え、準備がどこまで進んでいるかを聞くものです。

通告書の全文
平成23年6月7日
武蔵野市議会 議長 きくち太郎 殿
提出者 16番 西園寺みきこ

市政に関する一般質問通告書

 6月13日開会の第2回武蔵野市議会定例会で下記のことを市長・教育長に質問したいから通告する。

(大項目)件名 落ち葉の資源化等について
(中項目)1.落ち葉の資源化について
(1)市内に設置されている、落ち葉の堆肥場の数・容積・作業に参加している方の人数や所属団体、作業内容・作業時期・経費など現状について伺います。
(2)昨年9月の第3回定例会での砂川なおみ議員の質問に対して、邑上市長は「堆肥場の取り組みについて、大いに市民にPRし、多くの皆さん方の力を得られるような取り組みをぜひ市としても進めていきたい」「地域に循環していく仕組みも必要不可欠」「地域の皆様方の協力なくして、この取り組みは本格的な取り組みとはならない」「大いに啓発、そして支援してまいりたい」と答弁されました。その後の、市の取り組みがどのように進んでいるか、伺います。
(3)地域の皆さんと共に落ち葉の資源化を一層進める上で、解決すべき課題は何か、伺います。
(4)落ち葉を資源化してできた腐葉土の需要(学校・農業者・市民農園・一般家庭など)について伺います。
(5)落ち葉の資源化の持つ「緑化環境保全」「ごみ減量」「生物多様性」「都市農業」「地域内交流・つながり」「環境教育」などの多面的な意義をふまえ、市民が地域で生き生きと活動できる協働の重要なテーマと位置づけることについて、見解を伺います。
(6)落ち葉の資源化の取り組みは、行政の縦割りをこえた「横断的な取り組み」、多くの現場で課題となっている「地域の担い手不足」の典型的な1テーマと考えます。これらの課題を解決するためにどんな対策が取られているか、伺います。また、5月に始まった市民活動促進基本計画策定委員会でこれらの課題がどのように取り上げられる見通しか、伺います。

(中項目)2.自販機の見直しと武蔵野のおいしい水の活用について
(1)現在公共施設内に設置されている、飲料水自販機の設置台数と管理主体、益金の額・使い道、及び消費電力と電気代を伺います。同時に無料冷水機についても台数・管理主体、消費電力と電気代を伺います。
(2)愛知県豊田市では、平成10年公共施設から106台の自販機を撤去し、年間26万kWhの電力を節減しました。この施策についての見解を伺います。
(3)有料自販機の一部を、無料冷水機に置き換えることの可能性について伺います。
(4)自販機のあり方(台数を減らすことを含む)と益金の活用について、市民社協や関係団体で、議論が行なわれているか、伺います。また今後関係する皆さんと一緒に見直しを行なう可能性があるか伺います。
(5)武蔵野のおいしい水をもっと活用するため、商店街の方と一緒に、駅前で井戸水をお分けする給水ポイントを作ることの可能性について伺います。

(中項目)3.武蔵野プレイスの運営委員会について
(1)21年4月に公表された「武蔵野プレイス管理運営指針」には、「プレイス運営サポート会議」「市民活動フロア運営委員会」「B2運営委員会」「武蔵野プレイスサポーター」利用者参画の4つのしくみが、基本的な考えとして書き込まれています。それぞれのしくみの実現に向けて、どのような準備が進んでいるか、伺います。