境こども園が完成しました

左手の黒い部分には、砂を入れて、ヒョウタン型の砂場になります。

 昨年末、建築工事請負業者が突然倒産したことにより、開設が遅れていた境こども園が、ようやく完成しました。園舎は2階建て。屋上には組み立て式プールを設置できる広いオープンスペースと、約10kWの太陽光発電パネル。2階は4歳児5歳児の部屋とランチルーム。1階は0~3歳児の部屋に加え、子育て支援ルームと給食調理室という配置です。

 2階にはこども協会の事務局オフィスも入りました。武蔵野市初の「認定こども園」(今年12月に認定予定)として、保育園タイプ幼稚園タイプが同じ施設で、子どもたちの成長を見守ることになります。

 

 

 この場所は、市立境幼稚園として、地域で長く愛されてきた場所です。都内の幼稚園としては珍しく広い園庭があり、思いっきり走り回れる園庭や水田、けやきの木などに愛着を抱いていた子どもたちがいました。藤原(前)園長先生のお人柄と教育方針を慕う保護者も多くおられました。

 完成した境こども園の園庭は、境幼稚園時代の広さを残しています。この場所で多くの子どもたちがのびのびと育っていくことを願ってやみません。

 

屋根の上には、約10kWのソーラーパネル。

 

 

 

 

 

 

 

全体に木材を利用していますが、予算上、すべて多摩産材といかないのが辛い所。エントランスの天井部分のみ、多摩産材を使っています。

 

 

 

 

 

 

 

温かみを感じる園舎、雰囲気は境幼稚園のおもかげを残していますね。