11月27日(日)「不思議なクニの憲法」上映会&松井久子監督トーク

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私たちのクニは一体どこへ向かうのか? 戦争をするクニ、できるクニ、になろうとしているのか? いや、既にそうなっていると言う識者もいる。

2012年末に第二次安倍政権となって以来、特定秘密保護法、安保関連法制、原発再稼働などなど、十分な議論を戦わせないまま、国民の民意を踏みにじるような政権運営が続いています。

駅頭遊説をやっていると、2011年の大震災後と現在とで、まちの空気が変わってきていることをはっきりと感じます。未曽有の大震災の後、「この国のあり方をちゃんと考えなければ。知らなかったことが多すぎる」と一人一人が感じていた。

なのに、その後「国民の意見は聞かない。プロの政治家に任せておけばよい」という威圧的な政権の態度に、ますます政治不信が深まり、「他人のことなんてかまっていられない。自分の生活を守るのに精いっぱい」という不寛容な空気に支配されているように思えてならないのです。

映画「不思議なクニの憲法」は、多様な立場の国民が、国のあり方と憲法、国民と政治の関係について、実感をこめて発言した映像を綴ったものです。見ていてどんどん引き込まれ、上映時間があっという間に終わってしまいました。

監督の松井久子さんにおいでいただくことができました。ぜひ皆さまでお出かけください。共に語り合い、自分たちの目指すクニのありかたについて考えを深めましょう。