高校合格おめでとう!

男女の役割、Reproductive Rights and Health

生活者ネットワークの活動を大きく強くしていきます
生活者ネットワークの活動を大きく強くしていきます
 運営委員のお嬢さんが、第一志望の都立高校に合格した!との嬉しい知らせが入りました。15歳の試練を乗り越え、希望を叶えたことは、きっと一生の宝になることでしょう。

 私が高校進学した昭和49年、福島県の進学校は全て男女別学でした。校長先生が「あなたたちは、将来の日本を担う『子どもたちを生み育てる』大事な役目を・・・」と入学式で述べたことは、はっきり覚えています。当時の私は「子どもを生まない、生めない女性、結婚しない、できない女性、いろいろなのにな〜」と強い違和感を感じたものです。
 ひと月前の中学校の卒業式では、「あなたたちは、未来の日本を担う大事な人です」と男女の区別なく言われたのに・・・。男子校と女子校はあいさつが違う? 

 男女共学の大学を卒業し社会に出た途端、男女で異なる給料体系に遭遇して、「学費も生活費も同じでここまで来たのに、なんでいきなり給料で差をつけるんですか??」と総務担当者に抗議した経験もありました。

 武蔵野・生活者ネットワークは、政策の柱のひとつに、「すべての施策をジェンダーの視点で見直す」を挙げています。
 女性の社会進出が進んだはずの日本ですが、それは労働力人口(数)と労働力率(比率)のみ。女性の平均賃金は男性の約2分の1に過ぎず、管理職に占める女性の割合は低レベルです。
(アメリカ42%、ドイツ35%、スウェーデン32%に比べ、日本10%) 質の点から見て、日本での女性の社会進出はまだまだ進んでいません。生き生きと働き、意思決定の場に参加できる女性は一握りの方だけなのです。
 DV被害者のほとんども女性です。厚生労働省の調査では、18歳までに両親や同居者から虐待を受けた経験のある人は、回答者の5%。女性だけだと7%になります。

 1994年にカイロで開かれた国際人口開発会議において、
(1)女性自らが妊孕性(にんようせい;妊娠する能力)を調節できること
(2)すべての女性において安全な妊娠と出産が享受できること
(3)すべての新生児が健全な小児期を享受できること
(4)性感染症の恐れなしに性的関係が持てること
の4つを基本とした「リプロダクティブ・ヘルス/ライツ」の概念が提唱されました。

 「リプロダクティブ・ヘルス/ライツ」Reproductive Rights and Health とは、「性と生殖に関する健康と権利」と訳され、女性が生涯にわたって身体的、精神的、社会的に良好な状態であることを指します。性と生殖に関する健康、生命の安全を、女性のライフサイクルを通して、権利として捉えようという概念です。

 リプロダクティブ・ヘルス/ライツの観点から、男女が若い時期から性の知識を正しく得ること(正しい性教育)、DVの実態について知識を持ち、男女が共に助け合える社会を作っていくしくみ(男女共同参画・ワークライフバランス)を推進するため、武蔵野・生活者ネットワークは、施策を提案していきます。