「水の学校」が始まります!

何だか楽しそう~~!思わず申し込みたくなりますね。

 今年度の新規事業、武蔵野市「水の学校」が始まります。水の学校。

 武蔵野市の水道水は、8割が地下水。おいしい水を安定して飲んでいます。次世代に向けて、この貴重な水資源を守って行かなければなりません。

 一方、災害時対策のため、都水道との一元化が懸案事項になっています。都市化=下水道完備が早かった武蔵野市で、耐震化を着実に進めていますが、上水・下水ともに課題が多いのです。2012年7月22日の当HP記事 で報告した通り、豪雨時に雨水と汚水が越流してしまう件は、雨水利活用条例制定と雨水浸透推進策強化で改善の方向に向かっていますが、ゼロにはできていません。

受付開始から3日目の今日(18日)、既に数件の申し込みが来ているそうです。これは抽選になるぞ?!

 水源地を守る~雨水活用~地下水の涵養~上下水道のこと~下水処理場のこと~玉川上水の水環境~と、「大人の総合学習」と呼べる充実した企画は、墨田区で活動している「NPO雨水市民の会」に協力依頼したものです。参加しやすい土曜日に、全7回のプログラムが組まれています。皆さんもぜひご参加ください。

 西園寺みきこは、「大人の学び」という観点で、ごみ・環境・福祉・防災・コミュニティなど地域の課題を市民と行政が一緒に学びながら、まちづくりに取り組む施策を要望してきました。今回の「水の学校」は、その最初の実現です。ぜひ成功させたい!

 この「水の学校」は、7回終了後解散というわけではなく、意欲を持ち希望する参加者が、その後自主的なグループを作って活動を続けていくことを想定している、ということもポイントです。継続的な活動を通じ、市民生活と市政がもっと近いものになってほしい。「自分たちのまちは自分たちでつくる」を体現する市民が増えてほしいと願っています。