11月は武蔵野市平和月間~むさしの市民平和月間チラシができました。

青空に浮かぶ白い雲がハトの形に!

 武蔵野市は2011年に「武蔵野市平和の日条例」を定め、首都圏初の空襲を受けた昭和19年11月24日を忘れないために、毎年11月を平和月間、11月24日の平和の日を、市民全体で考える日としました。

 現在の都立武蔵野中央公園ははらっぱ公園として活用されていますが、あの敷地はゼロ戦のエンジンを製作していた中島飛行機武蔵製作所の敷地でした。当時の日本政府は本土決戦と称して竹やり訓練や防火訓練などを行い、工場の屋根を偽装して空襲から逃れようとしていましたが、米軍の探索能力は日本軍の予想をはるかに超えており、数メートルの精度で人や物資の出入りや工場の改修状況までかなり正確に把握していたことがわかっています。

 平和の日の取り組みは、市民自身の草の根の動きによって広がります。2011年以来毎年11月に大小さまざまな主体によるさまざまなイベントや学習会が、「あっちでもこっちでも」開かれます。市民自身が語り合い、学び合う平和への願いが、安保法制が成立した今年、ますます意味を増しています。

大小24のイベントが企画されています。興味のあるイベントにぜひご参加ください。

 西園寺みきこは、「あらためてポツダム宣言と地位協定を読む」学習会を企画しました。今まで日本国憲法を読んだ経験をお持ちの方も、ポツダム宣言や地位協定は読んでいないのではないでしょうか。西園寺自身もそうです。実は私たちの国の大きな安全保障の枠組みを規定していた(それを知らされてこなかった)らしいポツダム宣言と地位協定を、あらためてしっかり読んでみたいと思います。ぜひご参加ください。