クリーンセンター火納め式に出席しました

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周辺協議会の皆さんなど関係者が見守る中、邑上守正市長がスイッチオフ。

12月27日、武蔵野クリーンセンターの火納式に出席しました。1984年以来32年間市民のごみを燃やし続けてきた施設が役割を終え、稼働停止。今年2月から解体工事に入ります。65トン3炉の焼却炉解体にあたっては、ダイオキシンや重金属など有害物質が貯留しているため、汚染拡散防止対策に万全を期し、作業員の方の健康を守るための対策も十分に行うと答弁を得ています。洗い流した有害物質は、現行のバグフィルターの処理と同様、「特別管理産業廃棄物」として処理されます。

クリーンセンターの歴史は、迷惑施設であるごみ焼却施設を、市役所のすぐ隣、住宅地と隣接する位置に置く、市民の苦渋の選択の歴史です。さらに、周辺住民の皆さんと市が信頼関係を築きながら、共に歩んできた結晶とも言えます。建設当時のエピソードを引きながら、武蔵野市の将来のまちづくりを語ってくださった周辺協議会の方のスピーチには目頭が熱くなりました。

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写真は、使用終了したごみピットです。汚泥などは全くなく乾いていて、予想以上にキレイでした。

12月中旬から、市民が排出するごみは、既に新クリーンセンターに搬入されており、60トン2炉で試験焼却されています。4月の本格稼働に向けて、準備が進んでいるところです。

新施設は、ガラスばり回廊式、市民が自由に見学できる開放的なデザインとなっています。屋上で生ごみ堆肥を活用するリサイクルガーデンも実現。市内外から注目を浴びることでしょう。

また、旧事務棟を再利用し、環境啓発施設エコプラザとする検討も始まりました。ごみ減量はもちろん、持続可能なまちづくりを一層進めていきましょう。