武蔵野プレイス前公園の芝生について

2011年7月のオープンから7年経ちました。年間200万人近い方が来館され、武蔵境のシンボルとなりました。

オープンから7年経った武蔵野プレイス前の「境南ふれあい公園」。建物と一体となったデザイン、円形で「みんなの広場」というコンセプトが受け入れられ、誰にでも愛される公園になっています。

オープン以来、「緑の芝生」にこだわり、養生期間を設けるなど工夫してきましたが、年々、ここを会場とする地域イベントは増える一方。さらには、人口増著しい武蔵境エリアの皆さんが、朝夕通勤通学のために横断する頻度も減る見込みがありません。

十分な養生期間が取れないため、芝生が十分生育できない。土ぼこりが舞ってイベントに差し支える。などの弊害が出てしまっています。

緑が減ること、自然に触れるチャンスが減ることは忍び難いのですが、駅前の公共スペースが持つ「人がつどい、ふれあう」大きな意義を削ることもまた忍び難い。

武蔵野市議会26人のうち、境・桜堤・境南町に在住する9人の市議で、以下のような要望書を市長に提出しました。

松下市長からは「課題は認識している。人工芝への転換や他の選択肢を含め、現在総合的な観点で洗い出しと検討をしている」とのお答えがありました。

西園寺は個人的に、既設の「散水栓」を利用した、「水」の活用を提案したいと思います。今年の夏のような猛暑への対応に活用できる可能性があります。人工芝に転換するのか。別の品種の芝に変えるのか、芝以外の方法を考えるのか。市と専門家の検討の推移を見守りたいと思いますが、既設の「散水栓」を活用してほしいと思います。

要望書

平成30年8月20日   武蔵野市長 松下玲子 様

武蔵野市議会西部議連   土屋美恵子、ひがし まり子、山本あつし、下田ひろき、浜田けい子、本間まさよ、山本ひとみ、西園寺みきこ、川名ゆうじ

境南ふれあい広場公園に関する提案書

さまざまなイベントで使用頻度が高いことなどにより、境南ふれあい広場公園の芝生が充分に生育できない状況が続き、市民の皆さまから改善を求める多くのご意見が市議会議員に寄せられています。市民の利便性向上のため、芝生以外の選択肢を含め、現状の打開へ向けた真剣な検討を提案します。以上

土屋美恵子議員は代表というわけではないです。議会の慣例「年長議員」として松下玲子市長に手渡しました。