大事なのは生活者の目線~女性ならではの感性?

 1月12日(金)朝日新聞朝刊、オピニオン欄「耕論」に西園寺みきこのインタビュー記事が掲載されました。

昨春の市議選で、武蔵野市議会が13:13男女同数になったことを受けて、「岸田首相の『女性ならではの感性で』発言をどう考えるか?」など質問に答える形でインタビューを受けました。

記事にある通り、「女性ならではの感性」という言い方は、女性をひとくくりにしている。男性ならではの感性、という言い方は存在しないことに気づいていません。岸田さんが長い政治家人生の中で、どんな女性とおつきあいされてきたのか? 非常に限られた方としてつきあってこなかったのではないか? 時代遅れの昭和の発言です!と答えました。

「女性が政治の現場に増えると何が実現できるのか?」という質問には、子育て・介護・ごみ・給食・不登校など、以前は「家の中の問題」「家族の中で、つまり事実上妻や母など女性が担うのが当然」「政治=男性が扱うべき問題ではない」とされてきたことをお話しました。

そして、昨年埼玉県議会で「虐待禁止条例を自民党県議団が議員提案しようとしたが、猛烈な批判を受けて撤回した」というような過ちは、男女ほぼ同数の議員が活動している武蔵野市議会では、起こりません。ときっぱりとお答えしました。

インタビューは昨年11月に済んでおり、当初は年内掲載と聞いていましたが、武蔵野市で急な選挙があったことを考えあわせ、年明けの掲載となりました。

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