松葉づえは片手に~続報
6月11日記事、「松葉づえと車いすユーザーになりました」をご覧下さった方々、またお目にかかった方々から、たくさん励ましのメッセージとご自分の経験談など参考情報をいただいております。本当にありがとうございます。この場をお借りして、あらためてお礼申し上げます。
電動車いすは返却しました
発症3日目にパナソニックエイジフリーさんに届けていただいた電動車いす。結局1度も使うことなく、1週間後にお返しできました。(1か月分のレンタル料金はもちろんお支払いします) 当初は、あまりのひざの痛みに、「当分車いす生活が続くのかも?」と不安でならなかったのですが、6月11日記事に書いた通り、発症4日目に「マイカーと松葉づえ、ゆっくり歩行」で3つの仕事をこなせた。市役所内は車いすをお借りできたため、電動車いすをお返しする判断をしました。返却の際お聞きしたところ「電動車いすは、バッテリーとモーターがついていて重い。畳んでマイカーに載せるのが難しい。使わなくて済む病状でよかったですね」とのことでした。
結果として使うことはありませんでしたが、発症直後の不安解消に、電動車いすを手配できたことは非常に大きかったです。安心感につながりました。そして当事者として自宅で使ってみて、の気づきもたくさんありました。今後の活動に役立てたいと思います。
現在松葉づえは片手で移動しています
1週間目からは、松葉づえを両手でなく、片手で使っています。松葉づえで両手がふさがると、ドアを開けるのも動作が不自由であること。数段の階段を上るときは、空いてる手で手すりをしっかりつかんだ方が安定すること。などが理由です。松葉づえの使い方は、パナソニックエイジフリーさんのアドバイスを元に、Youtube動画で研究しています。自宅内では伝い歩きで十分なまでに快復していますが、外出時は転倒してはいけないし、周辺の方にはっきり表明する必要もあるので、(ヘルプカードよりも明確です…)松葉づえは当面手放せないです。この態勢で、都議選応援9日間もしのぎました。
普通のつえに移行したいが
松葉づえから、普通のつえ(姑の遺した)に移行したいですが、もう少し先になりそう。松葉づえは、わきの下で体重を預けられるメリットがあります。少し痛いな、疲れたな、と感じたとき、体重をわきの下に預けられるのは、今の私にとってはありがたい。悪くない方の右足の負担を減らすためにも、まだしばらくは松葉づえを使う考えです。
今後の治療方針はまだ定まらず~標準治療、的なものはない
整形外科では思ったようなアドバイスを受けられず。「体重減らしてください」ばかり言われるのはシンドイ…。転院を検討中です。冒頭に書いたように「私の母が(もうお一人はご自分が)人工関節置換術済ませました」「鍼が効いたわよ」「膝専門クリニックが三鷹市にあるわよ」「ヒアルロン酸注射を定期的にしている」などなど、お目にかかる方、HPを見た方から次々とアドバイスをいただきました。シニア女性にとって、本当に身近な、「あるある」なテーマであることを痛感しました。そして、抜本的な誰にでも対応する「標準治療」的なものがないこともよくわかりました。
二足歩行のヒト、超高齢化の中で、女性の膝や腰の悩みは、ある意味不可避なのかもしれません…。完治を目指せないとすると、どう向き合い、どこまで改善を目指すのか。一生杖と二人三脚…もイヤだなあ…。
ここまで「電動車いすと松葉づえレンタル」(1か月分27,000円と1,300円)の他に、マイカーのコイン駐車料がけっこうかかっています。目的地に近いコイン駐車場を見つけるのもなかなかです。家族と相談しながら、よくよく考えて議員活動の質を落とさないことを前提に治療方針を決めていくつもりです。