私は、武蔵野市に居住して25年目です。2011年、東日本大震災と原発事故のあった年に市議会議員に初当選。4期14年目です。
武蔵野市のまちづくりを皆さんとともに。その思いは初当選以来全く変わっていません。さらに、自分に与えられた時間を、よりよい社会、住みやすいまち、将来世代に恥じることのない取り組みのために、精一杯使う。「はたを楽にする~はたらく」1人の人間として、まっすぐに歩いていきたい。という信念は、1982年に社会人となって以来、(職は、製薬会社研究員~高校教諭~市民活動~市議会議員。と変わりましたが) ずっと一貫しています。
2020年以来のコロナ禍により、人と人のつながりを広げる取り組みが制限されましたが、一方でオンライン会議やデジタル化、タブレット活用などが進み、新たな手法を使いこなす時代となりました。それでも、「ひとり一人を大事にしたい」「みんなで助け合うくらしを実現したい」という信念は変わりません。以下、私の原点を再掲し、皆さまに西園寺みきこの基本姿勢をお示ししたいと思います。
【再掲】
2002年頃、「人生の後半生、どうやって社会に関わっていこうか?」と考えたとき「ごみ・環境のことに取り組みたい」と思いました。「もったいない」という価値観が、今の日本でどんどん失われていく、と危機感を持っていたからです。
「クリーンむさしのを推進する会」で出会った方々は、生き生きと動き、語り合い、人とつながる活動に取り組んでおられました。この出会いを通じ、地域に根ざして活動する醍醐味や、自分の求める理想に向かってこつこつと前進する手段や方法を学ぶことができました。
私たちが、健やかに自分らしい人生を貫くためには、「環境」「福祉」「子ども」「平和」どれも欠かせない大事なテーマです。
他人の痛みに思いをはせ、地球全体に思いをはせ、みんなで助け合うくらしを実現したい。
そのためには、ひとりひとりが身の丈に合った活動で自己実現し、互いを尊重し合える関係でいたい。辛抱強く合意形成する手続きを踏んでいきたい。
生活者ネットワークは、議員を職業としてとらえず、普通の市民としての立ち位置を明確にするため、あえてバトンタッチしながら政策提言を続けてきました。ごみ減量、緑・地下水・環境・エネルギー自治、食育、生きにくさを抱えるマイノリティの方々や子どもたち若者の支援、地域の担い手育成、子育て世代の参画など「お任せにしない」「政治をわがこととして考える市民を増やす」取り組みを進めてきました。2023年4月の市議選で、1,712票をいただき、4期目の活動をスタートしています。より一層力を尽くしてまいります。