市民文化会館改修に、45億円?

市民文化会館を五日市街道側から見たところ。

 老朽化が進む市民文化会館改修計画が課題になっています。4月30日、議員対象の現地説明会に参加しました。

 市内最大1,350席の大ホールは、小中学生の連合音楽会開催を考慮した規模。一流アーティストのコンサートや敬老のつどいなどに活用されています。が階段段差、エレベーター、座席間隔いずれもバリアフリーが叫ばれる以前の設計で、時代にそぐわない印象です。

 劣化改修のみに限定する27億円の案から56億円の案まで、4つの概算が出ました。単にコスト削減の視点ではいけない。『市民文化に寄与する施設とは何か?』の原点に立ち戻り、総合的多面的に議論することが必要です。

大ホールの舞台、セリの昇降設備もかなり劣化しているとのことです。

  市議会では27日(火)に全員協議会が開催され、1議員10分の持ち時間で執行部との質疑を行います。45億円という額は、武蔵野市の一般会計602億円(26年度)の7.5%という巨額の費用です。そんな多額の税金を使って市民が満足する改修が可能なのか? 全員協議会での議論にご注目ください。