強行採決を許さない! 1人ひとりの意思表示を!

日中35℃近い猛暑となった15日。駅頭街宣に立った西園寺も汗びっしょり!

 7月15日(水)、国会衆議院特別委員会で、安倍政権は安保関連法案の強行採決を行いました。「国民の理解が得られたとは言えない」と安倍総理自身が認めている通り、複数の世論調査で8割の国民が「わかりにくい」と答えています。「どうせ理解されない」「国民はすぐに忘れる」と開き直った安倍総理と意見の言えない自民党公明党の議員たち。本質的な議論など全くできない。そして今こんな形で強行突破しなければいけない理由もわからない。(結局は4月29日、アメリカ上院下院合同会議で日本のリーダーとして初めて演説した、その約束を守ろうとしている、としか解釈のしようがないです。これも、自国の国会を軽視していると言わざるを得ません)

 生活者ネットワークは、「政治をお任せにしない」「引き受けて一緒に考える政治」を訴えてきました。昨年末の総選挙で圧勝(といっても、投票率は過去最低の52%でしたが)したからと言って、有権者は政権に全面委任したわけではありません。戦後の55年体制は、保守も革新もなく、共に「戦争の犠牲者を二度と出さない」という点で一致して国づくりを行ってきたのです。(経済成長一辺倒だったというマイナス面ももちろんありますが)

 15日(水)17~18時、武蔵野市議会議員有志と志を同じくする市民の皆さん約50名が、三鷹駅北口に立ち、街宣を行いました。猛暑で疲れた表情の方も、次々とチラシを受け取ってくださいました。

 国会前で活発にアピールを行っているSEALDs(Students Emergency Action for Liberal Democracy – s)は、2014年に立ち上がった有志学生の活動がもとになっています。昨夜、奥田さんは「自分たちの子どもの未来がどうなるか考えます。30年後に100年戦争しなかったという祝いの鐘を鳴らしたいんです!」と訴えました。

 そうです! 今56歳の西園寺が、生まれてこの方、ず~っと戦争のない生活を享受してきた。家族を失う不安と無縁な人生を歩んでこれた。このありがたみ、この幸せを、若い世代の人たちから奪ってはならない。この若者たちと共に、10年20年30年と、戦争のない社会を(世界史上類を見ない社会を)続けていこう! 30年後86歳になるまで元気に長生きして、「不戦100周年」のお祝いをしよう! そうしなければならない、と強く強く心に刻みました。

 

作家の澤地久枝さんが「党派を超えて」国民誰もが意思表示できるツールとして呼びかけたプラカード。

 7月18日(土)13時、西園寺は武蔵境駅南口にこのプラカードを掲げて立ちます。他の市議さんや市民有志の方も、集まってくださると思います。組織としてではなく、一人ひとりの意思表示を! 政党の枠組みにとらわれず、誰でもが「おかしいことはおかしい」と言える社会を! このプラカードは、下記から入手してください。

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