会議で「ペットボトルと紙コップ」はもう止めなくちゃ!

国の全機関で、使い捨てプラを止める、との報道です。

西園寺は以前から、市役所内での会議の際に出す、「ペットボトルのお茶と紙コップ」をやめようと発言してきました。環境部関連の会議では、既に「マイボトル持参」あるいは「ポットのお茶と湯のみ」が当たり前になっているにもかかわらず、庁内全体に広がっていないのが現状。

6日に開催された「第6期長期計画策定委員会と市議会の意見交換会(全員協議会)」でも、「ペットボトルのお茶と紙コップ」のオンパレードでした。大変残念な光景でした。

環境配慮が後回しにされては困ります。環境部にできていることが、他の部署にできないはずがありません。ましてや、国の機関で取り組む、との報道に後れをとっては、武蔵野市の名折れです。

やろうとする気構えさえあればすぐにできる。市の対応を強く求めます。

以下は、昨年9月の決算特別委員会での、質疑抜粋。

【西園寺】同じ環境政策で、これこそトレンド、今年は脱プラスチックの動きが世界的に非常に注目されています。私の立場では、そのことはずっと言ってきたわけですが、スターバックスのような大手コーヒーショップなどの動きなどが注目されています。改めて、庁内でのペットボトル飲料の使い道を質問します。請求資料の36ページに出していただきました。これを見ると、主に外部の方が入るような、ちょっとおもてなしが必要な会議102に対して、半分くらいの46がペットボトルを出している。それ以外に紙パックなどで出している。それから、水道部提供のペットボトルというのは、こっち側に入っているのですね。飲料を提供していない会議もあるということがわかりました。
脱プラスチックの動きというのは、今すぐ武蔵野市で何かができるというのは難しいと思っていますが、この状況を見ますと、まず足元のところで、会合でのペットボトル飲料を紙パックに変えるということは十分対応できることだと思います。これは庁内全体ですので、理事者にご答弁いただきたい。いかがでしょう。

【恩田副市長】 私もデータ的に庁内でどれぐらいペットボトルを出した会議があるかというのを、この調査をしてみて初めて認識した次第でございます。確かに今、海洋プラスチックということで非常に問題を起こしているという状況は、世界的な大きな環境問題として、いろいろな報道でも論じられているところでございますけども、足元からという話になりますと、日常の生活の中で、例えばきちんと水筒を持ってあれするとか。あれだけまち中に自販機があって、ペットボトルがああいうふうに置かれていると、暑いとどうしても買ってしまう状況のときに、生活スタイルを少しずつ変えていかなければいけないというところがあると思います。生活スタイルではないですけれども、職務のスタイルというのも、環境の面でどう考えていくかというのがあります。省エネですとか節電といったことを庁内でも取り組んできている状況もありますので、環境の切り口にそういった形での対応というのは十分に考えられますし、今後もそういった方向での対応をしていく必要があると思っています。
それとともに、ペットボトルを出したからといって、委員の先生方がそれを飲むかというと、必ずしもそうでもないところがあるわけです。ですので、そういうことも踏まえると、会議に本当にそういうものが必要なのかということがあると思います。仮に、どうしてもそういう状況にある方がいらっしゃるならば、ほかの方法で水分をとっていただくということも考えられると思います。例えば、先ほど言ったように、自分で持参してくださいということを最初の段階でお願いするといったこともあると思いますので、その辺については、今後、庁内で議論し、共通の問題として捉えていきたいと思ってございます。