あんどうりすさん「くらしの中の防災~今日からできる!備えのヒント」

ブルーで揃ったのは偶然です。

3月3日(日)アウトドア防災ガイド、あんどうりすさんをお迎えして「くらしの中の防災~今日からできる!備えのヒント」開催しました。冷たい雨の中ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。ゲスト参加の松下市長もありがとうございました。

 

 

 

 

 

これはモンベルのウィンドブレーカー。普段から持っておけば災害時に必ず役立つ。緑色のは子ども用。「YKKファスナーが共通なので、大人のと子どものを合体させられる。子どもを抱っこしつつ体温低下を防げるんです」あんどうりすさんならではの視点と知恵に、感服!

あんどうりすさんのお話は、まず「命を守るには、体を濡らさないこと! テレビのレポーターは、ビニールコートでなく、ゴアテックスなどの『体を濡らさず、汗を逃がす』ウェアを着ている。災害時にもそれが役立つ」と。

 

 

 

 

 

 

 

 

おんぶの効用もあんどうりすさんの主張。胸を強調しない結び方。おんぶの知恵の復活は、世代間交流になりますよ、と。

布1枚(晒し木綿でOK)で子どもをおんぶする知恵は、重いものほど上にのっけるアウトドアでのリュックの荷造りとおんなじ理屈!

松下玲子市長も一緒に「ふだんの生活の中でできることをもっと広めたい。一緒にがんばりましょう!」と盛り上がりました。

 

 

 

 

 

これは、京都市の男女共同参画推進協会(公財)が、大学生と一緒に作成したリーフレット。「大学生が当事者の立場で作った」ことに大きな意味がありますね! ぜひ武蔵野市でも作りたい。デートDV出前講座で活用を!

お話は、災害時の知恵、というだけでありませんでした。女性の視点、子育て現役世代の視点、男女平等の視点での具体的な提案にはあらためて「そうだ、その通りだ!」

災害時に必ず起きるとされている性暴力は、しばしば、女性の服装(ピンクのを着ていたとか胸が大きく空いているシャツだったとか)に原因があり、あたかも女性の側が不注意だからしかたない。被害者が悪いと加害者の責任を薄める言い方がされています。

しかし、性暴力・性犯罪は、服装にも年齢にも関係なく、起こっている。そこを間違えてはいけない。とキッパリした言葉をいただきました。

そして、「NOと言える女子」を増やす。のは過去のこと。

それを乗り越えてさらに前へ!!
「自分の息子を加害者にしない」「女子の服装とレイプ発生は無関係」という視点で、次世代に教えていくべき。と力強い提案をいただきました。